[Seasar-user:7939] Seasar2 の今後の開発の進め方

Yasuo Higa [E-MAIL ADDRESS DELETED]
2007年 5月 30日 (水) 18:16:33 JST


ひがです。

これまでのSeasar2の開発スタイルは、ある程度出来上がった
ものをベースにblogで仕様を確認するというものでした。

これは、動くものがないと仕様だけではよくわからないので
最初に動くものを作ってから議論しようという方針だった
ためです。

それほど悪い方法ではないと思いますが、最初に動くものが
できてしまうので、後からは微調整しかできないという問題が
あります。

今後のSeasar2.5の開発は、最初に、みんなでMLで仕様を議論し、
決まったものをベースに実装していく形式にしたいと思って
います。

詳しくは、http://www.seasar.org/wiki/index.php?SSRを
ご覧ください。

Seasar2.5の戦略については、こちら。
http://s2container.seasar.org/ja/seasar2.5.pdf

Seasar2.5の開発は、早急に始めるつもりはありません。

現状のSeasar2.4 + Teeda + S2Dao + Doltengの開発も
結構効率的(ただし不満も若干あり)だと思っているので、
不満な声を徹底的に吸い上げた上で、ブルーオーシャンを
目指せるプロダクトの仕様を作っていきたいと思います。

今思っているスケジュール感は、2007年いっぱいは
議論を重ね、2008年から作り出すというものです。
正式リリースは、2008年秋ごろの予定。

これまでのSeasar2からは考えられないくらい
ゆっくりした開発ペースですがこれには理由があります。

フレームワークは、最初に使ったときから、フレームワークの
よさを生かして開発できるわけではありません。
最初はある程度試行錯誤で、2度目からフレームワークのよさを
いかせるようになるというのがほとんどではないでしょうか。

Seasar2.5では意図的に開発のペースを落とし、Seasar2.4の
ユーザが安心して、2.4を使い続けられるようにしたいと思っています。
それにより慣れによる生産性の向上も期待できます。

一方で、2.5には徹底的にユーザの声を反映させ、また長く使い続けて
いけるバージョンにしたいと思っています。

Seasar2.5の話は、Seasar-dev MLで行う予定です。
https://ml.seasar.org/mailman/listinfo/seasar-dev
ぜひ、ご参加ください。

みんなで次のSeasarを作り上げましょう。

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Yasuo Higa
[E-MAIL ADDRESS DELETED]



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