[Seasar-user:1800] 暗黙的なトランザクション? (was Re: PostgreSQL セッションの分断)
Koichi Kobayashi
koichik
2005年 4月 14日 (木) 02:32:45 JST
小林 (koichik) です.
On Wed, 13 Apr 2005 06:41:33 +0900 (JST)
Masanobu Shimura <[E-MAIL ADDRESS DELETED]> wrote:
> おっしゃていることは判るのですが、Seasarの利点のひとつに比嘉さん自身が
> AOPによる TXのSupportすなわち暗黙のTransactionをあげられていると
> 思います。
いえ,それはここで言うところの明示的なトランザクションです.
S2Tx を使った場合,インターセプタの before のところでトランザクションが
開始され,after のところで終了するというように,その境界が明示的に
設定されます.
> 「トランザクションの自動化やリモートメソッド呼び出しなど、従来EJBを使用しなければ実現できなかった処理がPOJO(Plain Old Java Object:特定の環境に依存しない普通のjavaのオブジェクト)で可能になります。」
ここでいう「自動化」は,JTA の API をアプリケーションから直接呼び出す必要が
ないということを示しているもので,暗黙のトランザクションの話をしている
わけではありません.
> また現在のSeasar Documentには明示的なTransactionの書き方が示されていない
> と思います(最近書かれていればすみません)
なので,むしろ明示的なトランザクションの例ばかりではないかと.
> 私はS2TestcaseのSourceを参考に勉強しました。
テストメソッドの末尾に Tx をつけると,そのメソッドは明示的な
トランザクションの中で呼び出されます.
> わたくしも、ひとつの分で出来る範囲は暗黙Transactionで良い様に使い分ける
> ほうが、Meritがあると思います。もちろんだからTransactionの理解がいらなく
> なるわけではありませんが、優しいProgramming環境として。
ということをご理解頂いた上で,やっぱり暗黙的なトランザクションとを使い分ける
メリットがあるとお考えでしたら,そのメリットについて教えてください.
--
<signature>
<name>Koichi Kobayashi</name>
<e-mail>[E-MAIL ADDRESS DELETED]</e-mail>
</signature>
Seasar-user メーリングリストの案内