[Seasar-user:12448] Teeda 1.0.12-rc1 リリース
Koichi Kobayashi
[E-MAIL ADDRESS DELETED]
2008年 1月 10日 (木) 18:30:16 JST
小林 (koichik) です.
Teeda 1.0.12-rc1 をリリースしました.
# 大文字の RC1 ではなく小文字の rc1 です.
# Seasar2 にあわせました.
ここ最近の Teeda は bug fix が中心のリリースが
続いてきましたが,1.0.12-rc1 は久々に多くの機能改善が
行われています.
リリースにあたって入念にテストを行ってはいますが,
見落としがないとは言い切れません.
正式リリースに問題を持ち越さないために,多くの方に
評価していただけると幸いです.
■ 移行の注意
テンプレート XHTML の要素内容に記述した文字参照・実体参照は,
そのままレンダリングするようになりました.
1.0.11 以前と同様にすることも可能です.
詳細は「(X)HTMLのパーズについて」を参照してください.
http://teeda.seasar.org/ja/extension_customize.html#parse-xhtml
teedaExtension.dicon にリダイレクト URL をカスタマイズする
RedirectUrlResolver の実装クラスが定義されました.
独自の RedirectUrlResolver を定義している場合は,その
dicon ファイルを teedaExtension.dicon より先に
インクルードしてください.
詳細は「リダイレクトについて」を参照してください.
http://teeda.seasar.org/ja/extension_customize.html#redirect
■ 変更内容
Teeda1.0.11-SP4 からの変更点は以下通りです.
** Bug
* [TEEDA-380] - HTMLテンプレート中に書いた<などがレンダリング後に
デコードされてしまう問題を修正しました.
* [TEEDA-382] - HTML テンプレートがレイアウトのテンプレートと異なった
ディレクトリ階層にあると,レイアウトのテンプレート中に
記述した <img>,<script>,<link> 要素の相対パスが不正に
なってしまう問題を修正しました.
* [TEEDA-383] - go〜() で移動する際に,Page クラスが無く HTML のみの
ページに移動すると NullPointerException が発生する.
* [TEEDA-384] - TakeOver を指定している場合に,Page クラスにシリアライズ
不可能なプロパティがあると例外が発生する問題を修正しました.
* [TEEDA-385] - Grid の <thead> に <input> があると,行を削除した後の
サブミットで ArrayIndexOutOfBoundsException が発生する
問題を修正しました.
* [TEEDA-390] - ErrorPageManager で checked 例外を扱えない問題を
修正しました.
* [TEEDA-396] - ポートレット環境でPageScopeに含まれる値が正しくない
* [TEEDA-397] - ポートレット環境で initialize() が正しく呼ばれていない
* [TEEDA-398] - 一つのページの複数の <form> に doOnce〜() ボタンが
ある場合,最後の <form> 以外のボタンを押すと常に
二重サブミットと判定されてしまう問題を修正しました.
* [TEEDA-399] - Converter に target 属性を指定した場合,対象外の
ボタンをサブミットしても do〜() メソッドが呼び出されず,
画面遷移することもできない問題を修正しました.
* [TEEDA-400] - サブミットボタンの id が "xxx-yyy" のようになっていると
TakeOver が効かない問題を修正しました.
* [TEEDA-401] - ポートレット環境でErrorPageManagerが機能していない
* [TEEDA-404] - Page/Action クラスで例外が発生した場合,エラーページに
メッセージが表示されない問題を修正しました.
[Seasar-user:11573]
* [TEEDA-406] - ポートレット環境でrender処理内でFacesMessageを重複して
登録してしまう
* [TEEDA-408] - 特定のコンポーネントにマッピングされない要素で,id に
ハイフンが含まれているとダイナミックプロパティが使えない
問題を修正しました.[Seasar-user:11641]
* [TEEDA-410] - InputRadioで必須チェックが効かない問題を修正しました.
[Seasar-user:11700]
* [TEEDA-412] - レイアウトを使っていない画面にリンクで遷移した場合,
最初の一回だけサブアプリケーションスコープのプロパティが
引き継がれない問題を修正しました.[Seasar-user:11756]
* [TEEDA-418] - outputLink のパラメータの区切りに & を使用すると,
amp;がパラメータ名の一部として解釈される問題を修正しました.
[Seasar-user:12137]
* [TEEDA-420] - forEach の中で condition を使うと正しく機能しない問題を
修正しました.[Seasar-user:11043][Seasar-user:11130]
** Improvement
* [TEEDA-321] - layout機能で個別のJS/CSSの読み込みをOFFにできるように
しました.
* [TEEDA-386] - ネストした forEach の更新をサポートしました.
* [TEEDA-387] - forEach を div,tbody 要素に加えて table,tr,ol,ul,dl,
span 要素でも使えるようにしました.
* [TEEDA-391] - forEach で items プロパティに List<T> を使った場合の更新を
サポートしました (Seasar2.4.18 以降との組み合わせで有効).
* [TEEDA-392] - DateTimeConverter アノテーションでロケールを指定
できるようにしました.
* [TEEDA-402] - Page クラスが無くても id 属性が mock〜 で始まる要素は
表示されないようにしました.[Seasar-user:11514]
* [TEEDA-405] - forEach で,xxxItems の要素が Dto (JavaBeans) の場合,
ページクラスに更新可能なプロパティがない場合は Dto の
プロパティにアクセスしないようにしました.
[Seasar-user:11427]
* [TEEDA-409] - condition で te:omittag を使えるようにしました.
* [TEEDA-411] - リダイレクト時のプロトコルをアノテーションで
指定できるようにしました.
* [TEEDA-414] - forEach の中で同じグループのラジオボタンを
使えるようにしました.[Seasar-user:11837]
* [TEEDA-415] - PRG によるリダイレクト URL がブラウザのキャッシュに
ヒットしないように,ユニークなパラメータを
付加するようにしました.
* [TEEDA-416] - ウィンドウ単位でリクエストを排他的に処理するようにしました.
* [TEEDA-417] - forEach の中の commandButton が押された場合,押された
ボタンに対応する xxxIndex を設定してから do〜() メソッドを
呼び出すようにしました.
* [TEEDA-419] - ダブルサブミット対策の JavaScript が te:renderJs 属性に
true が指定されたボタンだけに適用されるようにしました.
[Seasar-user:12016]
* [TEEDA-422] - TeedaConfigureListener で Error もログ出力するように
しました.
** New Feature
* [TEEDA-403] - SelectManyCheckbox で,col 属性により 1 行に表示する
checkbox の数を指定できるようにしました.
[Seasar-user:11369]
ダウンロードはこちらからどうぞ.
- http://teeda.seasar.org/ja/index.html
Maven2 からのご利用はこちらを参照ください.
- http://www.seasar.org/wiki/index.php?Maven2RepoRemote
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