[Seasar-user:4325] Dolteng Eclipse Plugin 0.0.3 リリース

taichi sato [E-MAIL ADDRESS DELETED]
2006年 8月 11日 (金) 13:59:56 JST


太一です。

Chura用eclipseプラグイン Doltengをリリースしました。

以下の Update サイトからインストールすることができます.
http://eclipse.seasar.org/updates/3.1beta/

今回から、実質的に、Java5のみ対応するプラグインとなりました。(理由は後述)
ちなみに、Windowsで複数のJVMをインストールして使用している方は、
例えば、eclipse.exeへのショートカットを作成して、
リンク先として、以下の様に記述すると、
明示的に特定のJVMでeclipseを動作させる事が出来ます。

D:\Tools\eclipse\eclipse3.1.2\eclipse.exe -vm C:\jdk1.5.0_07\bin\javaw.exe


使い方は、プラグインをインストール後、
JavaProjectのプロパティを開き、Doltengプロパティページで、

「Use Dolteng」のチェックボックスをONにする事で、
当該JavaProjectがDoltengProjectになります。

今回のリリースでは、Churaプロジェクトを新規作成する機能が追加されました。
パッケージエクスプローラのコンテキストメニューから

New  > Project

と、選択すると「Chura」というグループが追加されています。
そのグループを開くと、「Chura Project」がありますので、
それを選択して「Next」ボタンを押下して下さい。
その後、プロジェクト名及び、当該プロジェクトのルートになるパッケージ名を入力して
「Finish」ボタンを押下すると、Chura対応プロジェクトが作成されます。

Chura対応プロジェクトとは、

・Javaプロジェクトかつ、Tomcatプロジェクト、Doltengプロジェクト

・設定されたルートパッケージ配下に、規約に基づくパッケージを自動生成する。
 ・CoolDeploy、HotDeploy時に、処理対象クラスを自動的に選択する為のパッケージが自動生成されます。

・以下のライブラリを含み、プロジェクトのビルドパスに設定済み
 ・TeedaExtensionが動作する為に必要となるライブラリ全て
 ・KuinaDaoが動作する為に必要となるライブラリ全て
  内部的にS2Tigerが含まれる為、Java5用アノテーションハンドラが動作します。
  結果的に、Chura対応プロジェクトは、Java5限定となります。
 ・Hibernate3(JPA)が動作する為に必要となるライブラリ全て

・TeedaExtensionが動作する為に必要となる設定ファイルを含む
 ・幾つかの.diconファイル及び、幾つかの.propertiesファイル、env.txtです。

・サンプルのRDBとしてhsqldbを含む
 生成されるjdbc.diconには、hsqldbへの接続設定がなされています。
 将来のリリースにおいては、Churaプロジェクト新規作成時にサンプルDBを使うか、
 既に用意されているDBを使用するかを、選択可能になります。

・KuinaDaoが動作する為に必要な設定ファイルは次回以降のリリースに含まれます。
 Doltengによって生成されるEntity及びDaoは適切にコンパイルされますので、
 自動生成部分についてのみ、機能をお試し下さい。

・WebアプリケーションとしてTomcatにデプロイする為のディレクトリ構成を持つ
 以下のディレクトリをコンテキストルートとします。
 src/main/webapp/
 つまり、ユニットテスト用のリソース以外は、
 src/main/webapp/WEB-INF/classes
 に出力されます。
 尚、各種のjarファイルは、
 src/main/webapp/WEB-INF/lib
 以下に出力されています。

・SysdeoTomcatPlugin用の設定ファイルを生成する
 ・SysdeoTomcatPluginがインストールされ、Tomcatを起動出来る環境では、
  Churaプロジェクトをインストールした後、プロジェクトのコンテキストメニューから、
  「Tomcat プロジェクト」 > 「Tomcat のコンテキストを更新」
  と、実行するだけで、TomcatPlugin用プロジェクトの設定が適切に行われている為、
  新規作成されたChura対応プロジェクトは、Tomcatにデプロイされます。

・Maven2の規約に基づくディレクトリ構成を持つ
 ・pom.xmlは、将来のリリースにおいて自動生成されます。

以上、よろしくお願いします。



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