[mayaa-user:235] Mayaa 1.1.0-beta6 リリース

suga ko.suga @ gmail.com
2006年 7月 30日 (日) 16:55:01 JST


suga です。

■ Mayaa 1.1.0-beta6 リリース

Mayaa 1.1.0-beta6 をリリースしました。
http://mayaa.seasar.org/downloads/index.html#changelog

機能追加が 4 点、仕様変更が 3 点、バグ修正が 6 点、パフォーマンス
チューニングが 4 点です。

パフォーマンスチューニングの面ではリリース候補と考えています。
バグ修正と補助的な機能追加をしたあとで正式版またはRC版にする予定です。

※ 既知のバグ
 ・テンプレートがHTMLまたはXHTML以外の場合に動作しないことがあります。(例: XUL)
   xmlns でデフォルト namespace に HTML/XHTML 以外を指定するとビルドに失敗します。


機能追加

-echoプロセッサにname属性を追加し、タグ名を変更できるようにしました。

-beforeRenderおよびafterRenderでbindingを使えるようにしました。

-m:attributeのvalueにがnullの場合、属性を削除するようにしました。

-アプリケーション起動時にすべてのページを自動的にビルドする機能を追加しました。
 デフォルトは無効です。
 ServiceProvider設定でEngineのパラメータに"autoBuild"を追加し、
 値に"true"または"false"を指定してください。


仕様変更

-定義されていないprefixが見つかった場合に例外を出さないようにしました。

-直接出力となるスクリプトの処理で、処理結果がnullの場合に空文字列を出力する
 ようにしました。

-標準ではPageNotFoundExceptionのスタックトレースを出力しないよう変更しました。
 INFOレベルで"Page not found: /foo.html"の形(getMessage())のログを出力します。


バグ修正

-例外ハンドラページからforwardやredirectができない問題を修正しました。

-SessionScope#getUnderlyingContext()を呼び出したときにSessionオブジェクトを
 生成しないよう修正しました。Sessionオブジェクトがない場合はnullを返します。

-コンポーネントを再帰的に使用するとき、forEachが正常に動作しないのを修正しました。

-コンポーネントから更にコンポーネントを呼び出すとき、同じbinding変数名を
 再定義できるように修正しました。

-ページを再読込したときに古いページが解放されない問題を修正しました。

-VariableInfo の NESTED が正常に動作しない問題を修正しました。


パフォーマンスチューニング

-メモリ使用量を削減しました。

-描画速度を向上させました。

-ページのビルド結果をserialize/deserializeできるようにしました。
 WEB-INF/.mayaaSpecCacheフォルダ以下にserファイルが作成されます。
 デフォルトは無効です。
 ServiceProvider設定でEngineのパラメータに"pageSerialize"を追加し、
 値に"true"または"false"を指定してください。

-ページのビルド結果をgcの回収対象にするまでの回数を指定できるようにしました。
 デフォルトでは5回目の解放要求で回収対象になります。
 ServiceProvider設定でEngineのパラメータに"surviveLimit"を追加し、
 値に解放要求を無視する回数を整数で指定してください。


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suga ( ko.suga @ gmail.com )


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