[board-directors:137] Seasarファウンデーションのリーフレット

橋本 正徳 [E-MAIL ADDRESS DELETED]
2009年 6月 11日 (木) 14:58:08 JST


橋本正徳です。

Seasarファウンデーションのリーフレットが出来上がってきました。
添付して、お送りいたします。

また、文章は仮のものが入っており、当メールの「原稿」を埋め込 
んでいただく手はずです。
13日のカンファレンスで配られるものは、ひとまず、この内容で 
配りますが、
内容は、後日、書き換えが可能です。
渥美さん、喜多さん(もしくは栗原さん)、中山さんからも、コメ 
ントを頂き、掲載する
予定ですが、カンファレンスで配るものについては、省いて配ります。
後日、原稿を頂けたらと思いますので、ご協力いただきたいです。

リーフレットが出来てきて、「いよいよスタートだなぁ」という気 
持ちがわいてきました。
これからも、ご指導、宜しくお願いいたします。


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 原 稿
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■Seasarファウンデーションの体制
OSS開発と配布を活動内容としてきた任意組織「Seasarプロ 
ジェクト」が
特定非営利活動促進法に基づいた法人「Seasarファンデー 
ション」の設立を
内閣総理大臣へ2005年8月に申請し、2005年 
12年に認証されました。
皆様のおかげで、認証から3年以上の月日が経ち、組織も大き 
くなりました。
誠にありがとうございます。

代表理事:橋本 正徳(株式会社ヌーラボ)
理事:渥美 俊英 (株式会社電通国際情報サービス)
理事:栗原 傑享 (株式会社グルージェント/サ 
イオステクノロジー株式会社)
理事:千葉 滋 (東京工業大学 教授)
理事:米林 正明(株式会社Abby)
理事:古川 正寿(株式会社フルネス)
理事:丸山 不二夫(早稲田大学 客員教授)
監事:宮原 徹 (株式会社びぎねっと)
事務局:杉山 隆志(株式会社フライトシステムコンサルティ 
ング)
事務局:松前 宣博(株式会社フライトシステムコンサルティ 
ング)
アドバイザリボード:喜多 伸夫(サイオステクノロジー株式 
会社)
アドバイザリボード:中山 義人(株式会社NTTデー 
タ イントラマート)

■本年度のイベント
・6/13(土) Seasar Conference 2009 Spring
・9/12(土) Seasar Conference 2009 Autumn

■寄付のお願い
Seasarファウンデーションでは、オープンソース・ソフトウェアの 
開発や、保守・メンテ
ナンスを支援するための基金として、企業様からの寄付などにより 
「Seasar基金」の設立
を進めております。

「Seasar基金」では、まず始めに、国内で多く利用されている 
Seasar2のマニュアルや、ガイドブックなどのドキュメントの整備 
や、無償コースウェアの提供、テクニカルサポート、
認定制度などに着手いたします。
また今後も、年に2〜3回のカンファレンスや、サーバ 
の維持メンテナンスを継続的に行い
ます。
現在稼働している情報システムで使用されているSeasar2の保 
守・メンテナンスや、これか
ら開発される情報システムで使用されるであろうSeasar2の開 
発支援を行い、さらに、OSS
開発者やコミュニティをエンカレッジし、皆様が安心して 
Seasar2をご利用できるように努
力いたします。

この活動に、興味を持たれた方や、支援を頂ける企業様は、是非、 
「Seasar基金」にご協力
ください。

寄付についてのお問い合わせ
東京都港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズ11F
株式会社グルージェント内
電話:03-6402-4650(10時〜19時、土日祝日休み)
ファックス:03-6402-4651
メール:[E-MAIL ADDRESS DELETED]

■フッターの連絡先部分
東京都港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズ11F 株式会社 
グルージェント内
電話:03-6402-4650(10時〜19時、土日祝日休み)
ファックス:03-6402-4651

■ごあいさつ
「The Seasar Project」が誕生したのが、2004年。そ 
れから、5年が経過して、2009年6
月現在、175名のコミッターを抱える大きなオープンソース・ 
ソフトウェア開発者コミュニ
ティーとなりました。
技術の発達は早いもので、メインプロダクトである 
「Seasar2(S2Container)」が、実
現している「DIコンテナ」という仕組みも、登場したときは 
「新しい技術」として、注目
されていたのですが、現在では、多くの方々に利用され、「枯れた 
技術」と呼ばれるよう
になっています。
また、国内のオープンソース・ソフトウェア(以下OSS)のメ 
リットも、広く理解されるよ
うになり、例にとると、(少し古い話ですが)2007年の 
IPAの地方自治体に置けるOSSへの
期待調査では、「業務分類やシステム階層分類などに応じてOSS 
を採用していくべき」とい
う意見が85%を超えを積極的に採用したいという結果がでてい 
ます。これからも、国内の情
報システムを支えるテクノロジーとして、OSSは多くの技術者 
に使われて、生活の基盤とし
て利用される情報システムの、縁の下の力持ちとして存在し続ける 
のでしょう。
しかしながら、そのほとんどは、海外で作られたOSSに頼って 
いるように思えます。その仮
説が正しければ、国内の情報システムのほとんどの部分が、海外製 
品で構築されていること
になり、日本はさながら、ソフトウェア輸入大国のようになってい 
ることでしょう。
Seasarファウンデーションは、その状況を踏まえて、国内で開発された 
OSSの知的財産権を
継続的かつ、透明性高く運用管理し、国内はもとより、世界中に影 
響力を発揮させること
に挑戦いたします。そのために、OSS開発者の連携感を醸成 
し、勇気づけ、コミュニティを
活性化させます。また、コミュニティーとして、良い成果がでました 
ら、Seasarファウン
デーションにみならず、活動の成果を他コミュニティへもお伝え 
し、日本のIT業界全体の底
上げの実現を目指します。
小さなことの積み重ねになるとは思いますが、幸いにして、皆様の 
ご協力を頂けていること
を、私たちの励みとして、活動いたします。また、これからも皆様 
のご支援を宜しくお願い
いたします。

■Seasar2の製品をメンテナンス・サポート
Seasar2は開発から5年が経ち、現在多くの情報システムに導 
入されています。「Seasar基
金」は、将来的には、オープンソース・ソフトウエアを開発する個 
人および団体に対して、
おもに人件費を直接支援することを想定しています。それは、オー 
プンソース・ソフトウエ
ア開発者の多くは昼間仕事をして、夜や土日のプライベートな時間 
を削ってソフトウエアを
開発しているのが現状なので、開発者を経済的に支援することで、 
平日の昼間に開発ができ
るようにしたい」という気持ちが発端でした。しかしながら、企業 
様から基金を募るにあた
り、「Seasar2」と関係の薄いところに力を入れても理解が得 
られない、まずは「Seasar2」
の利用者から期待をされているメンテナンス・サポートをし続ける 
ことに力を入れるべきと
いうところに、到達いたしました。
そこで、「Seasar基金」で実施する事業として、まず「ド 
キュメント」「教育」「テクニカ
ルサポート」「認定試験制度」の4事業に着手します。例え 
ば、教育であれば教材はオープン
コースウエアとして無償で公開し、企業がこのコースウエアを使い 
有償のセミナーを実施す
るといった形態を検討しています。また、「テクニカルサポート」で 
は、Seasar関連プロダ
クトの利用者からの質問窓口である「メーリングリスト」の今まで 
のログを整理し、「ナ
レッジデータベース」を構築することを検討しています。

■OSSビジネス発展のための支援活動
Seasarファウンデーションでは、オープンソース・ソフトウエアの 
開発を支援するための基金として、企業からの寄付などにより 
Seasar基金の設立を進めています。Seasarファウン
デーションはSeasar基金の事業によりエンタープライズ・ 
ユーザーの要望に応えることで
Seasar関連ビジネスを創出・拡大しエコシステムを活性化させてい 
きます。そのことにより
Seasar基金への新たな出資者が現れ、Seasarプロダクトの安 
定性の向上のために基金を活用
します。また、この活動に理解を示していただき、行動していただ 
くことで、さらにオープ
ンソース技術者や地方のIT技術者の雇用の拡大を期待しま 
す。そのように、Seasarプロジェ
クトのコミッターが増加し、オープンソース・コミュニティが拡大 
するという好循環を作り
たいと考えております。	


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修 正 点
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表紙の名前「Seasar Foundation」が、途中で折れていますの 
で修正お願いいたします。

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[ぬ]株式会社ヌーラボ 橋本正徳

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