[Seasar-user:10702] Re: Teedaのセッション利用に関して

[Koichi Kobayashi]

小林 (koichik) です．

Date:    Sun, 23 Sep 2007 21:28:26 +0900
From:    Nishioka Naoto <[E-MAIL ADDRESS DELETED]>
To:      [E-MAIL ADDRESS DELETED]
Subject: [Seasar-user:10701] Re: Teedaのセッション利用に関して

> svnリポジトリのteeda-html-exampleのWEB-INF/libフォルダ内の
> RC2(Rev.3611および3612でコミットされたjarファイル)が
> 下記の1.0.11RC2に該当しますでしょうか？

はい．

> ダウンロードしてjarファイルを差し替えて
> 試してみたのですが、現象が改善されていないようです。
> 
> 複数のTomcatを起動し、セッション情報を維持できない環境において、
> 対応するdoXxxが呼び出されません。

1.0.11-RC2 で対応したのは，クッキーが無効の環境で，
do〜() メソッドが呼び出されないというものです．
URL リライティングも含めて，セッションが全く維持できない
状況については対処していません．

JSF 的には，STATE_SAVING_METHOD を client にすることで，
状態をクライアントで管理するようになるはずですが，
Teeda Extension でサポートされているかは？？
通常セッションで管理されるオブジェクトがまるっと
HTML に base64 で埋め込まれたりしてたようなので，
あまり現実的とは思えません．

今回の場合，セッション情報を維持できないということは
ないと思います．
Tomcat の設定でクッキーを使用しないようにすれば，
常に URL リライティングでセッション ID が設定されて，

> > > Apacheのmod_proxy_balancerでは現状では大文字・小文字を区別し、
> > > かつ１つしか設定できないため、JSESSIONID/jsessionidの両方を用いて
> > > StickySessionでの正しい振り分けを行うことができません。

の制限は回避できるのでは？

こちらで試したところ，Tomcat でクッキーを使わないように
することで，クッキーが有効なブラウザでも常に URL に
jsessionid が付くようになり，do〜() も動いています．
この方向で検討した方がいいのではないでしょうか．


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