[Seasar-user:11227] Seasar2.4.18-rc1 リリース
Koichi Kobayashi
[E-MAIL ADDRESS DELETED]
2007年 10月 23日 (火) 22:30:12 JST
小林 (koichik) です.
Seasar2.4.18-rc1 をリリースしました.
■移行の注意点
・同梱する OGNL のバージョンを 2.6.9-patch-20070624 から
2.6.9-patch-20070908 へ更新しました.
・JTA の定義ファイル (jta.dicon) が変更になりました.
jta.dicon をカスタマイズしている場合は下記の S2-Extension の
項を参照してください.
http://www.seasar.org/wiki/index.php?SeasarUpdateOperationLog#y8822166
・S2Dxo の組み込みコンバータを dxo-builtin-converters.dicon
および dxo-tiger-converters.dicon で登録するようにしました.
dxo.dicon をカスタマイズしている場合は dxo-builtin-converters.dicon
および dxo-tiger-converters.dicon (S2-Tiger を使用している場合) を
インクルードしてください.
・Seasar2.4.18-rc1 は S2Dao 1.0.46 以前との組み合わせでは動作しません.
Seasar2.4.18-rc1 は S2Dao 1.0.47-RC1 以降との組み合わせでご利用ください.
・Seasar2.4.18-rc1 は Kuina-Dao 1.0.0 以前,S2Hibernate-JPA 1.0.0a 以前,
S2TopLink-JPA 1.0.0-RC3 以前では動作しません.
Seasar2.4.18-rc1 は Kuina-Dao 1.0.0-rc1,S2Hibernate-JPA 1.0.1-rc1,
S2TopLink-JPA 1.0.0-rc4 との組み合わせでご利用ください.
■変更点
2.4.17 からの変更点は次のとおりです.
・Bug
[CONTAINER-77] - S2Dxo で,convert(src) 形式のメソッドの引数に null が
渡された場合は戻り値に null を返し,convert(src, dest)
形式のメソッドの引数に null が渡された場合は詳細な
メッセージを含んだ例外をスローするようにしました.
[CONTAINER-81] - ルートパッケージに 'web' が含まれている場合に,
クラス名からコンポーネント名を正しく求められない問題を
修正しました.[Seasar-user:10177]
[CONTAINER-82] - InterType を使用すると HotdeployClassLoader が
GC されない問題を修正しました.
[CONTAINER-83] - BeanDesc において,setter/getter メソッドが共変
戻り値を使っているクラスの場合,コンパイラによって
作成されるブリッジメソッドを setter/getter と判断してしまう問題を修正しました.
[CONTAINER-85] - HOT deploy 時に AOP を使用してエンハンスされたクラスを
OGNL で使用すると,リクエストが終了しても
HotdeployClassLoader および ClassPool が解放されない
問題を修正しました.[Seasar-user:10398]
[CONTAINER-90] - RemoveSessionInterceptor は,ドキュメントでは対象の
メソッドが正常に終了した場合のみセッションから属性を
削除することになっているが,実際には例外が発生した
場合でも属性を削除してしまっていたのを修正しました.
[CONTAINER-91] - HOT deploy 時に,AOP が適用されたクラスが HTTP
セッションに格納されると,HotdeployClassLoader が
GC されないため,Javassist 関連のリソースも解放
されない問題を修正しました.
[CONTAINER-93] - S2DBCPで,ConnectionPool の maxPoolSize プロパティを
0 (プールしない) に設定しても,トランザクションに
関連づけられたコネクションがプールされてしまう問題を
修正しました.
[CONTAINER-96] - S2Dxo で @ConversionRule アノテーション
(定数アノテーションも同様) を使った場合に,変換先
プロパティに 1 文字のプロパティ名を指定すると変換
されない問題を修正しました.
・Improvement
[CONTAINER-74] - トランザクションが開始・終了する場合及びコネクション
プールからコネクションが取得される際のメッセージに
トランザクションを含めるようにしました.
[CONTAINER-75] - S2Dxo の組み込みコンバータを dicon で設定できるように
しました.
[CONTAINER-79] - ストアドプロシージャーに対応するためのメソッドを
ValueTypeに追加しました。
[CONTAINER-84] - S2JUnit4のS2Assert#assertMapEqualsメソッドで
ジェネリクスのWildcardを使用するのをやめ
実行しやすくしました
[CONTAINER-86] - S2DBCP において,コネクションをクローズする前に
自動コミットモードが無効なら明示的にトランザクションを
ロールバックするようにしました.
[CONTAINER-87] - S2Dxo の変換ルール (非 OGNL 式) で,変換元のパス式の
途中のプロパティが null だった場合に
NullPointerException が発生しないようにしました.
[CONTAINER-95] - Java5 環境の S2Dxo で,変換先 Bean のプロパティに
List<T> や Set<T> が指定された場合,変換元の
オブジェクトを T に変換するようにしました.
[CONTAINER-97] - SQLコメントのバインド変数で名前がorderByの場合は、
埋め込み変数に変換する
[CONTAINER-99] - コンポーネントが規約に沿っているかのチェック時に
ミドルパッケージ名をすべて小文字に変換してチェック
するようにしました.
・New Feature
[CONTAINER-78] - WebSphere など,アプリケーションから
TransactionManager を利用することがサポート
されていない環境向けに,UserTransaction と
TransactionSynchronizationRegistry を使用した
TransactionManager の制限された実装を提供しました.
[CONTAINER-88] - S2Tx で,WAS6 の UOW API をサポートしました.
[CONTAINER-89] - インターセプタで HTTP セッションを破棄するための
InvalidateSessionInterceptor を追加しました.
[CONTAINER-92] - S2JUnit4で Java EE のAPIに依存しないDataAccessorの
実装を用意しました。
[CONTAINER-100] - S2JDBC 拡張機能を追加しました.
・Task
[CONTAINER-76] - S2-Extension の pom.xml に定義されている POI の
<dependency> で log4j を exclude するようにしました.
[Seasar-user:9945]
■移行の注意点はこちら.
http://www.seasar.org/wiki/index.php?SeasarUpdateOperationLog#cd037995
■ダウンロードはこちらからどうぞ.
http://s2container.seasar.org/2.4/ja/downloads.html
■Maven2からのご利用はこちらを参照ください.
http://www.seasar.org/wiki/index.php?Maven2RepoRemote
--
<signature>
<name>Koichi Kobayashi</name>
<e-mail>[E-MAIL ADDRESS DELETED]</e-mail>
</signature>
Seasar-user メーリングリストの案内