[Seasar-user:11553] Seasar2.4.18-rc2 リリース

Koichi Kobayashi [E-MAIL ADDRESS DELETED]
2007年 11月 8日 (木) 23:00:00 JST


小林 (koichik) です.

Seasar2.4.18-rc2 をリリースしました.

■移行の注意点

・S2Dxo において,従来は変換元と変換先が同じクラスの場合は,
  変換元のインスタンスをそのまま変換先として使用していましたが,
  新しいインスタンスを作成するようになりました.
  従来と同様の振る舞いが必要な場合は,dxo-builtin-converters.dicon を
  dxo-builtin-converters-shallow.dicon に差し替えて使用してください.
  差し替えの方法
  http://s2container.seasar.org/2.4/ja/DIContainer.html#ConfigFileReplacement

■変更点

2.4.18-rc1 からの変更点は次のとおりです.

・Bug 
[CONTAINER-101] - S2JDBC で,AutoSelect の where に 
                  new SimpleWhere().eq("employeeName", null) のような
                  無効な条件しかない場合に不正な SELECT 文が生成される
                  問題を修正しました.

[CONTAINER-104] - S2JDBC で,1対多の関連をフェッチする問い合わせで 
                  getSingleResult() を呼び出した場合に,関連先の
                  エンティティが複数あると NonUniqueResultException が
                  発生する問題を修正しました.

[CONTAINER-113] - ログ出力用SQLの組み立て時、バインド変数に対応する引数が
                  足りない場合はIllegalBindArgSizeRuntimeExceptionを
                  スローするようにしました。

[CONTAINER-114] - S2JTA で,RestrictedTransactionImpl が WAS6 正しく
                  動作しない問題を修正しました.[Seasar-user:11520]

・Improvement 

[CONTAINER-103] - S2JDBC で,SimpleWhere に渡された String 型の
                  パラメータが空文字列または空白のみの文字列の場合は条件に
                  追加しないようにしました.

[CONTAINER-106] - S2Dxo で,変換元と変換先の型が同じ場合,変換元の
                  オブジェクトをそのまま変換先オブジェクトとしていたが,
                  String や Number 等の不変なオブジェクトを除いて,同値な
                  別オブジェクトを変換先オブジェクトとするようにしました.

[CONTAINER-107] - S2JDBC で,SQL ファイルを指定するパスを,ピリオド
                  区切りからスラッシュ区切りに変更しました.

[CONTAINER-108] - S2JDBC の更新系で,更新行数が 0 でも例外をスロー
                  しないことを指定できるようにしました.

[CONTAINER-109] - S2JDBC の検索で getSingleResult() が呼ばれた場合に,
                  取得行数が 0 なら例外をスローすることを指定できるように
                  しました.

[CONTAINER-111] - S2JDBC で,バッチ更新時のバッチサイズを指定できるように
                  しました.

・New Feature 

[CONTAINER-102] - S2JDBC で,AutoSelect の where() で OR を使うための 
                  ComplexWhere クラスを追加しました.

[CONTAINER-105] - SqlSelectとSqlFileSelectでMapをあつかえるようにしました.

[CONTAINER-110] - S2JDBC で,ストアド呼び出しの SQL 自動生成に対応しました.


■移行の注意点はこちら.

http://www.seasar.org/wiki/index.php?SeasarUpdateOperationLog#qf1d3cbe

■ダウンロードはこちらからどうぞ.

http://s2container.seasar.org/2.4/ja/downloads.html

■Maven2からのご利用はこちらを参照ください.

http://www.seasar.org/wiki/index.php?Maven2RepoRemote


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