[Seasar-user:2350] Seasar4 EA1 リリース

Yasuo Higa higa
2005年 7月 12日 (火) 19:27:11 JST


ひがです。

Seasar4 EA1をリリースしました。

バージョンは一挙に4まであがってます。
JDK1.4ベースでbackport175のアノテーションを使ったプロダクトは、
バージョン4でのリリースになります。
JDK1.5ベースでTigerのアノテーションを使ったプロダクトは、
バージョン5になる予定です。

リリースノート
-backport175に対応しました。
-コンポーネントを自動登録するFileSystemComponentAutoRegisterを追加しました。
-アスペクトを自動登録するInterceptorAutoRegisterを追加しました。

Seasar4では、基本的にコンポーネントを設定ファイルに登録する必要はありません。
DataSource等、既存のコンポーネントを使う場合は別ですが、
新規に開発する分には必要ありません。

FileSystemComponentAutoRegisterが指定したパターンに一致するクラスを
自動的にコンテナに登録するようになっています。
また、InterceptorAutoRegisterが指定したパターンに一致するクラスに
自動的にアスペクトを登録するようになっています。
test.org.seasar.framework.container.autoをみれば、様子がつかめます。

アノテーションを使わないときには、デフォルトで自動バインディングされますし、
次のように明示的に指定することもできます。
/**
  * @param foo2
  * @org.seasar.framework.container.Inject("foo2")
  */
public void setFoo2(Foo2 foo2) {
    this.foo2 = foo2;
}

自動バインディングしないことをNoInjectアノテーションを使って明示的に
指定することもできます。これは、これまでなかった機能。
/**
  * @param foo2
  * @org.seasar.framework.container.NoInject
  */
public void setFoo2(Foo2 foo2) {
    this.foo2 = foo2;
}

アノテーションで指定した内容を設定ファイルで上書きすることもできます。
「ほとんど設定ファイル不要」という新世代のDIコンテナを体験できます。

DIコンテナとEJB3は良い意味で競い合い、DIコンテナの優れた機能が
EJB3にフィードバックされて標準化されることは、私の願いでもあります。
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ひがやすを(http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/)



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