[Seasar-user:1509] Maya 0.3.0 リリース
Masataka Kurihara
kurihara
2005年 2月 21日 (月) 02:12:47 JST
Maya 0.1.3 リリースノート
SeasarプロジェクトMaya開発チーム
最終更新日時: 2005年2月21日
このリリース ノートには、Maya0.1〜1.0に関するシステム動作環境、インストールの手順、
およびこれまでに判明している問題が記載されています。 これらの内容は、みなさまからの
フィードバックによって更新されますので、随時、最新情報を確認するようにしてください。
Maya 0.1〜 1.0 に関するフィードバックを送信する方法については、下記を参照ください。
システム動作仕様環境:
JavaVM: Java2 バージョン1.4.x以降
コンテナ: Servlet API 2.3以降
システム動作確認環境:
システムの動作は、以下の環境で確認されています。その他の環境については、適宜
フィードバックをお願いいたします。
JavaVM: J2SDK 1.4.2_05 (5.0未確認)
コンテナ: Tomcat4.1.31 / Tomcat5.0.28 / Jetty4.2.23
インストール手順:
ディストリビューションはEclipseの開発プロジェクトそのままになっています。Eclipse中の
WEBコンテナ起動プラグイン等にて確認できます。また、ディストリビューションルートフォル
ダ直下の「context 」フォルダが、WEBアプリケーションの構造となっています。プラグイン
のコンテキストパスにこの「context」を設定するか、WEBコンテナのWEB-APPフォルダに
直接この「context」フォルダを配置してください。
アプリケーション起動後、WEBブラウザより以下のURL(参考)にアクセスください。サン
プルアプリケーションおよびJavaDocを参照することができます。
サンプルアプリケーション: http://localhost:8080/context/index.html
API Javaドキュメント: http://localhost:8080/context/doc/index.html
フィードバック方法:
下記URLのページ内にコメントください。トラッキングやML等、今後用意いたします。下
記URLはWikiのため、予告無く構造等が変更される恐れがあります。
http://seasar.satin.jp/wiki/index.php?Maya%2Fcomment
-----------------------------------------------------------------------
変更点 0.2.0 -> 0.3.0
・ APIの例外取り扱いを検討し、復旧不能な例外についてはRuntimeExceptionを
継承した例外にて取り扱うようにしました。
・ 例外処理機構がAPIに追加されました。
・ TagProcessorにおいて、TryCatchFinallyを実装したJSPカスタムタグに対応しました。
・ Mayaエンジンのエントリポイントとして、従来のServletに加え、Filterとして動作する
ものも用意しました。
・ テンプレート接尾辞のセパレータをアプリケーション設定項目としました。
・ .mayaファイルを更新した際に、自動でテンプレートを再構築する機能が動作するよう
になりました。
既知の問題 0.3.0:
・ attributeマジックカスタムタグによるImplicitPage(テンプレートカスタムタグ)への
パラメータを渡す機能が未実装です。
-----------------------------------------------------------------------
変更点 0.1.3 -> 0.2.0
・ 依存するcommons-beanutilsを1.7.0にバージョンアップして、commons-collections
を削除しました。
・ ImplicitPage(テンプレートカスタムタグと呼んでいたもの)機能を実装しました。一部
未実装部がありますが、簡単なサンプルは動作しています。
既知の問題 0.2.0:
・ attributeマジックカスタムタグによるImplicitPage(テンプレートカスタムタグ)への
パラメータを渡す機能が未実装です。
・ .mayaファイルを更新した際に、自動でテンプレートを再構築する機能が未完成です。
-----------------------------------------------------------------------
変更点 0.1.2 -> 0.1.3
・ TLDパースにcommons-digesterを利用していたものを再構築し、digesterを外し
ました。依存するJarライブラリを減らしました。同時に、JSP2.0以降のTLDで例外
がスタックトレースされていた問題を修正しました。
・ ProcessorResolverのAPIが変更されました。これにより、リゾルバの作成が便利に
なりました。しかし、まだUnstableなので、ご注意ください。将来バージョンでの変更
の可能性があります。
既知の問題 0.1.3:
・ テンプレートカスタムタグの機能が未実装です。
・ .mayaファイルを更新した際に、自動でテンプレートを再構築する機能が未完成です。
-----------------------------------------------------------------------
変更点 0.1.1 -> 0.1.2
・ テンプレートや設定XMLをアプリケーション動作中に変更したときに、ダイナミックに再
構築を行ってサービスを継続するようになりました。
・ 「xxx_ja.html」のようにsuffix固定のリクエストが行われた際の処理をきちんと行うよ
うに修正しました。
・ ページ出力のエンコードをテンプレート中の指定で解決するように修正しました。
既知の問題 0.1.2:
・ テンプレートカスタムタグの機能が未実装です。
・ TLD読み込み時に、JSP2.0以降のTLDで例外が発生し、標準出力に例外のスタッ
クトレースが出力されます。
-----------------------------------------------------------------------
変更点 0.1.0 -> 0.1.1
・ APIの範囲を見直し、Mayaのコア機能と、Standard機能を分離しました。Mayaのコア
機能は、src-apiフォルダおよびsrc-implフォルダに配置されるソースによって実装され、
Standard機能は、src-standardフォルダに配置されています。
・ ネットワークに接続していないPC上で動作させると、TLDのDTD解決のためにsun.com
に接続にいって失敗し、動作しないという問題の回避策を行いました。
・ テンプレートのエンコード解決の仕様を変更し、設定XML中のtemplateエレメントを
廃止しました。特にテンプレートのファイルエンコーディングを指定しなくても、テンプレ
ート中のMETAタグを見て、適切なエンコーディングで読み出します。これはNekoHTML
パーサーの機能です。
既知の問題 0.1.1:
・ 現在のところ、ページ出力は「Shift_JIS」固定です。これはソース中で特にリテラルで
固定的に指定してる暫定実装があるためです。
・ 未実装機能が多くあります。
-----------------------------------------------------------------------
既知の問題 0.1.0:
・ ファーストバージョンのため、未実装機能が多くあります。
Seasar-user メーリングリストの案内