[operation:898] Re: Seasar プロジェクト(仮称)

Masataka Kurihara kurihara @ seasar.org
2006年 9月 5日 (火) 10:50:51 JST


栗原です。

  理事は3人以上、必ずいなければならず退職したら欠員を即補充しないと
いけません。理事の選出は1/2以上の出席・委任状等による社員総会を開き、
過半数賛成で行ないます。

  上記法定事項をふまえたうえで、羽生さんは「退職」ではなく、「休職」
としています。羽生さんは法人登記上ではまだ理事です。次に予定される
社員総会は定時であれば2007年3月31日の今期が〆て後、3ヶ月以内、すな
わち2007年4月1日から6月30日までの間に開催します。ほか、臨時社員総会
を開催することはありで、施策関連煮詰まれば11月12日に予定されている
Seasarカンファレンスの前に行うことも考えられます。
  現在の理事は2007年3月31日後の定時総会までが任期ですから、全員改選
です。事前に推薦・立候補をつのり、総会で選挙します。

  理事改選とは別に、今、個人案ですが11月に臨時総会をやったほうがよい
ように考え中です。今回施策には事業内容の変更と理事権限の制限に関する
定款変更等を行いたいのですが(定款文案はまだ整えてませんのでこれから)、
これは2ヶ月縦覧で4ヶ月以内の内閣府認証という手続きが必要になります。
できれば11月臨時総会で施策を全部やって、半年で形にして、最後に来年5月
あたりに開催されるであろう定時総会では代表理事改選だけやりたいかなと。

  いろいろありますが、これでもNPOは株式会社より手続きがシンプルです。
難はSeasarは会員総数が150を超えているので、定足数を満たす機会を作るのが
難しい。事務手続きだけを考えるなら、本当は社員は10人ぐらいにしたい。。。
NPO法上、社員10人以上が決められているのでその最低限です。しかし、NPO法
では社員希望者を拒むことが禁止されているのと、今回施策を行うとNPO社員が
OSS開発コミュニティの開発成果物の知的財産権の間接的保有者になるので、
そうも強制できないのです。

  興味ありましたら、以下の法令を読んでみてください。
NPO法
   http://www.npo-homepage.go.jp/new_npo/toc_npo.html
Seasarファウンデーション定款
   http://foundation.seasar.org/bylows/articles20050803.pdf

上記二つに無いことは、全部民法照覧です。
   http://www.houko.com/00/01/M29/089.HTM

民法読むのは、司法試験受けるんでもなきゃ必要ないですが、Seasarの定款は
たいした量ないのでさらっと読めます。書いたの(文例をコピーしたの)専門家
でもない私ですし。そんな経緯のSeasar定款はザル法なんで今回施策で補強しよ
うと思ってます。

Shinpei Ohtani wrote:
> 大谷です。
> 
> 栗原さん、回答ありがとうございます。
> で、もう一つ素朴な疑問なんですが、
> 羽生さんの退任を受けて、理事の人数は2名(栗原さん、ひがさん)に
> 減ってしまうのですか?
> それとも新たに理事を選出するのでしょうか?
> 
> 06/09/05 に Masataka Kurihara<kurihara @ seasar.org> さんは書きました:
>> 栗原です。
>>
>>> ちなみに質問なのですが、Seasarファウンデーションと
>>> 呼んだときには理事会も含まれているのでしょうか?
>>   案の構成からは、入ることになります。Seasarファウンデーションの
>> 構成範囲は、http://foundation.seasar.org/log/struct20060830.pdf
>> の5ページの図における、背景がグレーの範囲を考えています。すなわち
>>
>> - 社員総会 - 社員( = 個人会員および団体会員) / 監事
>> - 理事会 - 理事
>> - ファウンデーション運営会議(仮称)
>>   -- 法務局(仮称)
>>   -- 事務局(仮称)
>>   -- サーバチーム(仮称)
>>   -- 情報局(仮称)
>>      --- カンファレンス実行委員会(都度設置)
>>
>> 上記とそれぞれ関わる人がSeasarファウンデーションを構成します。
>> 一方で各コミュニティや、NPO各執行機関の委託先企業(たとえば
>> カンファレンス事務局委託先)はSeasarファウンデーションに含まない
>> ことになります。
>> コミュニティ参加者も、そうでなくとも、NPOの個人会員であればSeasar
>> ファウンデーションを構成します。これは重要で、コミュニティ開発成果
>> 物の知的財産権を共同で1年時限(会員資格は年度更新だから)保有する
>> 一人に自動的になります。
>>
>>   という案です。大事なことなのでたとえ些細なことと思われても疑問が
>> ありましたら大谷さんもみなさんもぜひご質問ください。
>>
>> Shinpei Ohtani wrote:
>>> 大谷です。
>>>
>>>> 後は、コミュニティ(コミッタ+ユーザ)の名前ですが、
>>>> 今は、仮称としてSeasarプロジェクトにしてみました。
>>>> Seasarファンデーションができる前の名前です。
>>> 上記に私は賛成します。
>>> ちなみに質問なのですが、Seasarファウンデーションと
>>> 呼んだときには理事会も含まれているのでしょうか?
>>>
>>>
>>> 06/09/04 に Yasuo Higa<higa @ isid.co.jp> さんは書きました:
>>>> ひがです。
>>>>
>>>> まさたかさんが、blogでかいているように
>>>> NPOとコミュニティをきちんと分離したいと思います。
>>>> http://d.hatena.ne.jp/masataka_k/20060904/1157348397
>>>>
>>>> これまで、Seasarファウンデーションといったときに、
>>>> コミッタ、ユーザ、NPO、理事会のどれを指すのか
>>>> わからないという意見に答えるためです。
>>>>
>>>> Seasarファウンデーションの名は、NPOが引き継ぐことに
>>>> したいと思っています。
>>>>
>>>> 後は、コミュニティ(コミッタ+ユーザ)の名前ですが、
>>>> 今は、仮称としてSeasarプロジェクトにしてみました。
>>>> Seasarファンデーションができる前の名前です。
>>>>
>>>> ご意見をお待ちしています。
>>>>
>>>> Yasuo Higa
>>>> The Seasar Foundation
-- 
特定非営利活動法人Seasarファウンデーション
代表理事 栗原 傑享(くりはら まさたか)
Mail: kurihara @ seasar.org
URL: http://www.seasar.org
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