[operation:805] Sandboxプロジェクトの交通整理
YOKOTA Takehiko
yokota @ arksystems.co.jp
2006年 8月 7日 (月) 11:38:56 JST
横田です。
最近プロジェクトのClosingについての話題が出たこともあって、Sandboxプロ
ジェクトのライフサイクルについて考えています。
私はSandboxサブプロジェクトのリーダとして、申請があれば(手続き的な不備
を除いて)承認するようにしているのですが、承認した後は各プロジェクトに任
せて特に何もしていません。最初のうちはそれでもいいと思っていたのですが、
最近はプロジェクトも増えてきたため、利用者の利便性やサーバリソースの有効
活用を考えると、プロジェクトの交通整理も多少は必要かと思うようになりまし
た。
具体的には、
・活動が停止しているプロジェクトのClosing。成果物が既にある場合はarchives
プロジェクト(Closeしたプロジェクトの成果物を管理するためのプロジェクト、
現時点では自分の構想でしかありません)への移管。
・活動が活発なプロジェクトのSandbox卒業。卒業後の適切な受け入れプロジェク
トが存在しない場合には受け入れプロジェクトの新設。
・プロジェクトの活動の「見える化」の促進。具体的には、プロジェクトのWebサ
イトの整備、SVNへのコミット状況、(あれば)メーリングリストの投稿状況、
成果物リリースのマイルストーンの公開、等。
を考えています。
とはいえ全てをいきなり進めることも難しいですので、少しずつやっていきたい
と思います。まずは皆さんのご意見をお聞かせ下さい。また、「こうするといい
のでは」というアイデアも募集します。
ところで、Webサイトについてはデフォルトのサイトテンプレートをもう少し
強化できないかと思っています。例えば、Sandboxプロジェクト用のMaven2プ
ロジェクトテンプレートを用意して、プロジェクトの申請時に教えてもらう
プロジェクト情報からpom.xmlを自動生成して、それをプロジェクトテンプレー
トに追加してmvn siteを実行した結果をtrunk/wwwに登録することでデフォル
トのWebサイトを構築するようにすると、プロジェクト情報がWebサイトからも
見られますし、プロジェクトのMaven2化も実現できて良いかなと思っています。
Maven2を使いたくない場合や既にコンテンツが存在する場合は、テンプレート
から生成したリソースは削除してもらってもいいのですが、Maven2を使いたい
場合やWebサイトを作る時間がない場合は有効かなと思います。
いかがでしょうか。
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YOKOTA Takehiko
yokota @ arksystems.co.jp
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