[Seasar-oper 194] [申請]Trickle

[Yoshihara Hidehiko]

改めまして、
吉原と言います。

S2を使った、軽量ワークフローエンジン 「Trickle」を開発しています。
これを機会に、sandbagいや、sandboxにしていただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

プロジェクト名：Trickle
パッケージ名  ：org.seasar.trickle.*


Trickleの概要
Triclkeてなんですか？また何ができるの？
  「滴」と言う意味です。ポタッポタッと規則正しく落ちるさまが、フロー制御の刻みを彷彿させる、
  軽量ワークフローエンジンです。
  S2Containerと連携しているため、diconに設定されたcomponent群を活用できます。
  POJOで作成されたサービスの使用を行うことができ、AOPの使用が可能です。
  また、includeタグや、componentタグが使用できることで、POJOの再利用性を高める事が可能です。
  (S2Axisが利用できればWebサービスも利用可能だと思う。）
  ついでに、軽いヒストリー管理も。

どうやってフロー制御を行うの？
  diconライクの、制御ファイルを使用します。
  フローの工程はactivityと呼ばれる単位に分割され、activityはstepにより状態を遷移させていきます。
  各作業工程の分岐は、transitionを選択する事で行います。
  各transitionには、ビジネスロジックに相当するactionが設定され、
  actionの結果により次の、作業工程が確定します。
  ワークフローに付き物の承認や認証などの権限制御は、activityやtransitionに、
  conditionを指定する事で行うことができます。

サンプル
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>

<workflow>
	<include path="trickle.dicon"/>

<component class="jp.co.nulab.trickle.restriction.StatusCondition" name="status"/>
<component class="jp.co.nulab.trickle.action.BaseAction" name="defalutAction"/>

<initial-workflow name="test">
</initial-workflow>

<activity step="0" status="開始">
    <transition id="1" name="次は１">
	<action>
		defalutAction
	</action>
        <result name="success" step="1"/>
    </transition>
</activity>

<activity step="1" status="test1">
    <transition id="1" name="次は２">
	<initMethod name="addCondition">
		<arg>status</arg>
	</initMethod>
	<action>
		defalutAction
	</action>
	<result name="success" step="2"/>
    </transition>
    <transition id="2" name="次は３">
	<action>
		defalutAction
	</action>
	<result name="success" step="3"/>
    </transition>
</activity>
</workflow>

ビジョン
  ・Workflow Patternの実現
      Parallel Split、Synchronizationを実装中
  ・サブタスク
      微妙。。。。
  ・アクションのスクリプト記述
      微妙。。。。
 
吉原 日出彦

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