[mayaa-user:499] Mayaa 1.1.8 リリース

suga [E-MAIL ADDRESS DELETED]
2007年 4月 8日 (日) 18:34:42 JST


suga です。

■ Mayaa 1.1.8 リリース

Mayaa 1.1.8 をリリースしました。
http://mayaa.seasar.org/downloads/index.html#changelog

機能追加が 3 点、仕様変更が 4 点、バグ修正が 2 点、その他が 1 点です。


機能追加

- (rev.2940) writeプロセッサを機能拡張しました。
  ・value属性以外に、ボディで書き表すことができるようにしました。
    両方指定した場合は valueが優先されます。
  ・value属性内から、bodyTextというwriteプロセッサ専用の値が利用できます。
    bodyTextを参照すると、writeプロセッサのボディ内容が得られます。
    writeプロセッサがボディを持たない場合は、対象のHTMLテンプレート内容と
    なります。

- (rev.2941) insertプロセッサのpathの指定にスクリプトが使えるようになりました。
  これにより実行時に動的にコンポーネントを差し替えることが可能になります。

- (rev.2957) 識別子が予約語とぶつかってしまう場合にその識別子を参照するための
  スコープを用意しました。スコープ名は "_" で、_['class'] のように利用します。
  参照順は 現在位置からpageまで、request、session、applicationです。
  StandardScopeを変更している場合はそれに準じます。


仕様変更

- (rev.2934) プロセッサの必須属性を空文字として定義していた場合は、属性の定義が
  ない場合と同じ扱いのエラーとしました。

- (rev.2938) attributeプロセッサのvalueを指定しないことで属性値なしの出力を
  可能にしました。旧仕様のHTMLの CHECKED SELECTED や、SGML用途に使用できます。
  ただし非推奨機能としていますのでデフォルトで有効になりません。
  この機能を有効にするには、標準プロセッサ定義である mayaa.mld を直接編集して、
  attributeのvalue属性のrequired="true"を除外する必要があります。

- (rev.2939) 論理値の属性に対して、論理値とならない設定がされている場合に
  ビルドエラーとしました。

- (rev.2952) 未定義の識別子を参照すると例外になる問題を解消しました。
  これまでは、if (識別子 == undefined) といった式が例外が起きないようにするには、
  beforeRenderなどで、var 識別子; のように予め定義する必要がありました。
  クライアントJavaScriptと同様の扱いとなるように、NativeJavaScriptエンジンの層でも
  見つからない識別子に対しては、var 識別子 = undefined としたものと同等の扱いと
  しました。


バグ修正

- (rev.2928) エラーページでArrayIndexOutOfBoundsExceptionが発生する問題を
  修正しました。

- (rev.2946) JIRA[MAYAA-23] echoでの属性参照、JSP カスタムタグでの自動属性セットで
  テンプレートの特殊文字エスケープが解決されない問題を修正しました。


その他

- (rev.2966) XPathMatchesInjectionResolverがあるだけでビルドにかかる時間を
  軽減しました。


Mayaa1.1.* は Maven2 から利用できます。
   groupId   : org.seasar.mayaa
   artifactId: mayaa
 詳しくは Wiki をご覧ください。
 (http://www.seasar.org/wiki/index.php?Maven2RepoRemote)


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suga ( [E-MAIL ADDRESS DELETED] )


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