[Seasar-user:15372] Seasar2.4.27 リリース

Koichi Kobayashi [E-MAIL ADDRESS DELETED]
2008年 8月 12日 (火) 22:00:29 JST


小林 (koichik) です.

Seasar2.4.27 をリリースしました.


■移行の注意点

S2JDBC で,エンティティに @Enumerated が指定されていない 
Enum 型のプロパティを使った場合,2.4.26 以前は名前 (Enum#name() の
戻り値) で扱われていましたが,2.4.27 からは JPA 仕様に合わせて
序数 (Enum#ordinal() の戻り値) で扱うようになりました.
詳細は「移行の注意」を参照してください.

http://www.seasar.org/wiki/index.php?SeasarUpdateOperationLog#y16cf851


■変更点

2.4.26 からの変更点は次のとおりです.

** Bug
    * [CONTAINER-199] - S2JDBC で,Statement#getGeneratedKeys() を
                        サポートした RDBMS で @GeneratedValue が
                        指定されたエンティティを JdbcManager#insert(T) に
                        渡した場合,PreparedStatement がクローズされない
                        問題を修正しました.[Seasar-user:15022]
    * [CONTAINER-201] - S2JDBC で,問い合わせのパラメータにメソッドを
                        持つ列挙定数を渡すと Serializable として扱われて
                        しまう問題を修正しました.[Seasar-user:15074]
    * [CONTAINER-206] - S2JDBC で,DB2 用の Dialect が返す select 〜 
                        for update 用の SQL が間違っていたのを修正しました.
                        [Seasar-user:15148]
    * [CONTAINER-209] - S2JDBCで同一トランザクション内における動的な
                        データソースの切り替えに対応しました。
    * [CONTAINER-210] - S2JDBC で,トランザクションが開始されてない状態で 
                        @GeneratedValue が指定されたエンティティの挿入を
                        行うと,コネクションが解放されない問題を修正しました.
                        [Seasar-user:15322]

** Improvement
    * [CONTAINER-98] - S2JUnit4へ@PostBindFields/@PreUnbindFieldsを
                        導入しました
    * [CONTAINER-200] - TimeConversionUtilでhh:mm:ddのパターンを考慮
                        するようにしました
    * [CONTAINER-202] - S2JDBC で,enum 型に対応する ValueType を
                        カスタマイズ可能にしました.[Seasar-user:15093]
    * [CONTAINER-203] - S2JDBC で,@Enumerated アノテーションに
                        対応しました.
    * [CONTAINER-204] - S2JDBC で,Enum 型のプロパティは名前 
                        (Enum#name() の戻り値) ではなく,序数 
                        (Enum#ordinal() の戻り値) で扱うようにしました.
    * [CONTAINER-205] - S2BeanUtilsのConverterでTimestampやSqlDateを
                        サポートしました
    * [CONTAINER-207] - S2JDBC で,Oracle との組み合わせでバッチ更新
                        した場合は Statement#getUpdateCount() で
                        楽観的排他制御のチェックをするようにしました.
                        [Seasar-user:15156]
    * [CONTAINER-208] - S2JDBC の Map(List)?ResultSetHandler で,2.4.17 
                        以前と同様にカラム名からアンダースコアを除去
                        しない設定をできるようにしました.
                        [Seasar-user:15305]

■ダウンロードはこちらからどうぞ.

http://s2container.seasar.org/2.4/ja/downloads.html

■Maven2からのご利用はこちらを参照ください.

http://www.seasar.org/wiki/index.php?Maven2RepoRemote





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