[Seasar-user:7142] Seasar2.4.12 リリース

Koichi Kobayashi [E-MAIL ADDRESS DELETED]
2007年 4月 9日 (月) 17:00:08 JST


小林 (koichik) です.

Seasar2.4.12 をリリースしました.

※ 移行に関する注意

Seasar2.4.11 まで S2-Tiger の Jar ファイルに含まれていた
JavaEE5 標準のクラスについて,S2-Tiger で持つのではなく,
Geronimo の Jar ファイルを利用するように変更しています.
このため,S2-Tiger を利用するには S2-Tiger の配布ファイルに
含まれている Geronimo の Jar ファイルをクラスパスに追加
する必要があります.
詳細はドキュメントを参照してください.


2.4.11 からの変更点は次の通りです.

■ S2-Framework
・COOL deploy で NamingConvention に登録したインタフェース<->実装クラスの
  マッピングが反映されない問題を修正しました.[Seasarスレ9:712]
・実行環境が Java5 の場合は Collections#synchronizedMap() で
  ラップした HashMap の代わりに ConcurrentHashMap を使うようにしました.
・dicon に記述された式がリテラル (null,true,false) の場合は 
  OGNL 式ではなく LiteralExpression として扱うようにしました.
・dicon に記述された式が単一のコンポーネント名を表す場合は 
  OGNL 式ではなく ComponentNameExpression として扱うようにしました.
・S2AOP標準のトレースインターセプタにおいて,ログ出力レベルの DEBUG が
  有効でない場合はトレース文字列の組み立てを行わないようにしました.
・OC4JのjarのURLプロトコルであるcode-sourceに対応しました.
・SimplePathResovlerで特定の論理パスを特定の物理パスに置換できるようにしました.

■ S2-Extension
・S2Dxo で DateFormat のインスタンスが複数のスレッドで共有されていたのを修正しました.
・S2Dxo で数値および文字列とenumとの相互変換をサポートしました (S2-Tiger が必要です).
・トランザクションがカレントスレッドから切り離される際に 
  ThreadLocal に保持しているカレントトランザクションを
  クリアするようにしました.[Seasar-user:6672]
・S2JDBC で,SQL コメント中に ? が含まれていると例外が発生する問題を
  修正しました.[CONTAINER-31]
・S2JTA において,Synchronization#beforeCompletion() 内で例外が
  発生した場合はその例外ではなく RollbackExcetion をスローするようにしました.
・SQL Serverに対応したSqlWriterを追加しました.[Seasar-user:6635]

■ S2-Tiger
・JavaEE5 関連のクラス・インタフェースは Geronimo の Jar ファイルを
  使用するようにして,自前で持っていたソースファイルは削除しました.
・JNDIからEntityManagerFactoryを取得するためのクラスJndiPersistenceUnitProviderを
  追加しました.
・JPAのマッピングファイルをdaoパッケージに置いた場合に対応しました.
・同梱する JUnit4 のバージョンを 4.1 から 4.3.1 へ更新しました.


ダウンロードはこちらからどうぞ.

http://s2container.seasar.org/ja/

Maven2からのご利用はこちらを参照ください.

http://www.seasar.org/wiki/index.php?Maven2RepoRemote



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