[seasar-dotnet:2194] Re: S2Container/S2Dao 1.4.0 RC3 リリース

[Daisuke SAITOH]

小谷さん

齋藤です。

1.4.0が.NET4.0用の件、了解しました。
VS2008用ソリューションがあったので勘違いしてしまったようです。
お手数おかけしてすみませんでした。

.NET3.5等では1.3.18を利用します。

ありがとうございました。

(2012/08/24 15:25), kotani.k wrote:
> 齋藤さん
> 
> 小谷と申します。
> 
> お知らせいただき、ありがとうございます。
> 
> .NET4.0と.NET3.5以前では主にAOPの生成（外部のOSSを利用しています）などに挙動の違いがあり、
> 下記課題などの対応の都合上、S2Container.NETはバージョン1.4.0からは
> .NET4.0上での動作を前提として作成しています。
> https://www.seasar.org/issues/browse/CONTAINERNET-138
> 
> そのため、.NET2.0上でご利用になる場合はバージョン1.3.18をご利用いただけたらと思います。
> （1.4.0からの対応は基本的に.NET4.0上での問題に対応するものであり、
> 1.3.18と1.4.0-RC3で機能的な違いはありません）
> 
> また、Visual Studio 2010+.NET4.0上にて齋藤さんよりご提示いただいたソースの変更を行い、
> Seasar.Quill.Examplesを実行して正常に動作する
> （「社員検索」ボタンを押下すると社員名に"ALLEN"が表示される）ことは確認しました。
> 
> ドキュメントには1.4.0〜＝.NET4.0での動作が前提、という点について明記致します。
> 
> 以上です。
> 
> 2012年8月19日 23:45 Daisuke SAITOH <dsaitoh ＠ grn.janis.or.jp>:
>> 齋藤と申します。
>> Seasar.NET 1.4.0 RC3 リリースを試用中させていただいてます。
>>
>> 本リリースの.NET2.0版にて、インターフェースを使用した際の、再帰的DIが正
>> 常に処理されません。
>> RC3の一部をRC2の状態に戻したら動作しました。（再現手順の８）
>>
>> 以下、ちょっと長いですが再現手順です。
>> お手数ですがご確認いただければ幸いです。
>>
>> ====
>> ■1. Visual Studio 2008 Express で .NET2.0 版をビルド。
>> 　（ちなみに、VS2010で2008用ソリューションを取り込んだ場合も同結果）
>>
>> ■2. プロジェクト「Seasar.Quill.Examples-2008」を実行するため、app.config
>> を修正。
>> 　a) <configSections> に
>> 　　<section name="quill" type="Seasar.Quill.Xml.QuillSectionHandler,
>> Seasar.Quill"/>
>> 　　を追加。
>> 　b) ファイル Seasar.Quill.dll.config にある <quill> セクションをコ
>> ピー＆ペーストで追加。
>>
>> ■3. 同プロジェクトを実行し「社員検索」ボタンクリックで "ALLEN" が表示さ
>> れる。
>> 　正常動作を確認。
>>
>> ■4. 同プロジェクトをインターフェース利用に修正する。
>> 　まずロジッククラス EmployeeLogic.cs を修正。
>> 　a) 行25 の 「[Implementation]」を削除。
>> 　b) 行26 を 「public class EmployeeLogic : IEmployeeLogic」に変更。
>> 　（インターフェース IEmployeeLogic を追加）
>>
>> ■5. ロジックインターフェースとして IEmployeeLogic.cs を追加。
>> --
>> using Seasar.Quill.Attrs;
>> using Seasar.Quill.Examples.Entity;
>> namespace Seasar.Quill.Examples.Logic
>> {
>> [Implementation(typeof(EmployeeLogic))]
>> public interface IEmployeeLogic
>> {
>> Employee GetEmployeeByEmpNo(int empNo);
>> }
>> }
>> --
>>
>> ■6. Form1.cs のロジック用変数を、クラスからインターフェースに変更。
>> 　a) 行28を「protected IEmployeeLogic employeeLogic;」に変更。
>> 　（型を IEmployeeLogic に）
>>
>> ■7. 同プロジェクトを実行し「社員検索」ボタンクリック。すると例外発生が発生。
>> --
>> System.NullReferenceException はハンドルされませんでした。
>> Message="オブジェクト参照がオブジェクト インスタンスに設定されていません。"
>> Source="Seasar.Quill.Examples"
>> StackTrace:
>> 場所 Seasar.Quill.Examples.Logic.EmployeeLogic.GetEmployeeByEmpNo(Int32
>> empNo) 場所 C:\Documents and Settings\xxxx\My Documents\Visual Studio
>> 2008\Projects\s2container.net-1.4.0-RC3\source\Seasar.Quill.Examples
>> \Logic\EmployeeLogic.cs:行 33
>> --
>> 　※エラー箇所 行33は
>> 「Employee emp = employeeDao.GetByEmpNo(empNo);」
>> 　です。employeeDao が null になっている。（再帰的にDIされない）
>>
>> ■8. RC3で修正された QuillInjector.cs の 行349 を RC2 に戻してみる。
>> 　「Inject(component.GetComponentObject(implType));」
>> 　（引数の field.FieldType を implType に）
>>
>> ■9. 全体をビルドして「Seasar.Quill.Examples-2008」を実行。
>> 　「社員検索」ボタンをクリック。"ALLEN"が表示される。
>> 　（再帰的にDIされる）
>>
>> ====
>> 以上、よろしくお願い致します。
>>
>> --
>> Daisuke SAITOH (齋藤大輔)
>> dsaitoh ＠ grn.janis.or.jp
>>
>>
>> (2012/08/13 21:49), kotani.k wrote:
>>> 小谷(koyak)です。
>>>
>>> S2Container/S2Dao 1.4.0 RC3をリリースしました。
>>>
>>> 変更点は下記ページをご覧下さい。
>>> http://www.seasar.org/wiki/index.php?cmd=edit&page=SeasarWhatsNew%2F2012-08-13
>>>
>>> 主に不具合修正の反映になります。
>>>
>>> DBFlute.NET 0.8.9.45の下記exampleプロジェクトでも
>>> 動作確認をしています。
>>>
>>> ・dfnet-asp.net-example
>>> ・dfnet-basic-example
>>> ・dfnet-multipledb-quill-example
>>>
>>> 現在のところ.NET4.0対応は2種類のDIコンテナのうちQuillのみ行っています。
>>> S2Containerをお使いになる場合はver.1.3.Xのご利用を推奨致します。
>>> _______________________________________________
>>> seasar-dotnet mailing list
>>> seasar-dotnet ＠ ml.seasar.org
>>> https://ml.seasar.org/mailman/listinfo/seasar-dotnet
>>>
>>
>>
>> _______________________________________________
>> seasar-dotnet mailing list
>> seasar-dotnet ＠ ml.seasar.org
>> https://ml.seasar.org/mailman/listinfo/seasar-dotnet
> _______________________________________________
> seasar-dotnet mailing list
> seasar-dotnet ＠ ml.seasar.org
> https://ml.seasar.org/mailman/listinfo/seasar-dotnet
> 


-- 
Daisuke SAITOH (齋藤大輔）
dsaitoh ＠ grn.janis.or.jp