[operation:2726] Re: 今後の方針について

[Jun Futagawa]

ふたがわ (jfut) です。

> Seasar Project （や、他のプロジェクト） に関しての
> サーバー代とSSL代を毎年コツコツ支払っています（キリッ。

おしい！サーバーは法政大学情報科学部様・ConoHa様・ちょっと
前までサイオステクノロジー様から無償提供していただいて
いるものですので支払いは発生していないですね！

ドメイン代と SSL 代は、資金調達と支払い手続き等々ありがとうございます。

> そのサーバの運用・保守 (トラブル対応やバージョンアップ、
> パッチの適用等々) は、この10年ほどの間そのほとんどを
> 二川さん一人に頼りっぱなしでした。
>
> これからもこのまま二川さんの善意に頼りきりでいいのか、
> ということもこの機会に考えるべきかと思います。
> # 二川さんは続けていいと言ってくれるかもしれないけれど。

私は S2Container などのコードのメンテナンスや Java 8 対応などの
進化は残念ながら力不足で簡単にはできないですけど、
サーバーのメンテナンスやアップグレードは得意なので出来ます。

善意といっても、この数年ほとんど S2Container のメンテナンスをして
くださっている小林さんや、他のプロダクトを開発・メンテし続けている方も、
同じようにその方に頼りっぱなしになっているのでたいした違いはないと思います。

皆さんに負荷が掛かっていないかと心配していただいて大変恐縮です。
私にとってはサーバーの保守はプログラムを書くことと同じか、
むしろ楽だったりするので心配無用です。

今あるリソースは、利用者の方々や個人的にも Maven リポジトリなど
無くなると困るので代替手段がない状態での削除はあり得ないです。

> ということで、Seasarファウンデーション提供サーバ上の
> リソースについて「残して欲しい」「残すべき」と主張するなら、
> 「サーバの運用を引き受ける」覚悟の有無も示すべきでは
> ないでしょうか。

現状、「残して欲しい」と「運用を引き受ける」覚悟が私は有るので残したいです。
ただ、コードのメンテやサポートはできる自信はないのでそちらは
基本的に今あるものを残すことしかできません。
コードはコードでやりたい人が引き継いでメンテするか、
Lasta Di みたいにフォークするなどするしかないと思います。

私の甘え的には、フォークしないで誰かプロジェクト引き継いで
リーダーになって Java 8 対応や JDBC4 対応などして欲しいなー
という他の人に対する甘えはあります。すいません。

ファンデーションが先にクローズしてもサーバーはコミュニティ名義でも
無償で借りられるので、そうなったらそのようにしたいです。

> 個人的には、Seasarファウンデーション提供サーバの利用は
> 廃止して、GitHubのように最低限の手間で維持できるサービスへ
> 移動できるものがあるなら、それに限り移動して残すのが
> いいんじゃないかと思います。
> MavenリポジトリについてはJarをセントラルへ登録するとか。

Maven リポジトリは今となっては Central にあった方が嬉しい人が
多いと思いますので、移行できるなら移行したいですね。
ただ、下記の問題があるかなと思います。

・パッチしている OGNL など、パッケージ的に org.seasar 以外に
　あるものはそのままだと移行できない気がする
　-> org.seasar.ognl など配下に移動してリリースし直す？
・現状、org.seasar 以外のものもいろいろ混ざっていて、
　どれがないとSeasar プロダクトが動かないのか判らない
　-> あまりないと思うので後で問題になったら追加で移す
・誰かが代表して今の org.seasar 以下を丸ごと移行できるのか
　-> Central へ登録したことある方、如何でしょう？

> あと、Seasar「プロジェクト」をクローズするかどうかの
> 判断はSeasarプロジェクトで行うことで、
> Seasar「ファウンデーション」にお伺いすることでは
> ないはずです。

OSS の開発は善意に頼っているところが大きいと思いますので、
他の人が引き継げるように、出来なくなったら手を引くと
宣言するのは良いことだと思います。

「2016/9/26にSeasar2、S2JDBC、SAStrutsのメンテナンスを
現在のコミッタが終了するのは決定」は、一応コミッタたくさん
いますけど、リーダーだったひがさんだけでなく、本当に全員もう
手を引くって事なのですかね？誰も引き継ぎませんか？
https://www.seasar.org/members/project/

-- 
Jun Futagawa